ArmbianはARM系SoC各種向けにDebian/Ubuntuベースで作成されたディストリビューションです。Debianでサポートされない機能があったり、ハードウェアのサポートがあるのでHummingBoardに種々のハードをつける方にお勧めです。
SolidRunのオフィシャルサポートOSとしてDebian(下記リンク)があります。
http://wiki.solid-run.com/doku.php?id=products:imx6:software:os:debian
一般のDebianの使用であれば非常に使いやすいものです。
一方、ArmbianはDebian, Ubuntuを基に同じ系列のディストリビューションです。
サイト情報:
オフィシャルサイトは
https://www.armbian.com/
詳細なドキュメント(ユーザーガイド)は
https://docs.armbian.com/
オフィシャルなフォーラムは
https://forum.armbian.com/index.php?/forum/5-freescale-imx6x/
Armbianの特徴としては:
1.Debian Wheezy、Jessie、Ubuntu Trusty、Xenialベース。コンパイルされ、
インストールイメージは実際のデータサイズに縮小されている
2.ルートパスワードは1234、最初のログイン時にこのパスワードを変更し、通常のユーザーを作成するように要求されます
3.最初の起動はパッケージリストを更新し、SSHキーを再生成し、SDカードに合うようにパーティションを拡張するため、通常(20秒)より長く(数分)かかります。自動的に1回再起動することがあります
4.外部モジュールのコンパイルができる
https://docs.armbian.com/User-Guide_Advanced-Features/#how-to-build-a-wireless-driver
5.イーサネットアダプターはDHCPおよびSSHサーバーはデフォルトポート(22)
6.ワイヤレスアダプタはWiFiが存在する場合はDHCP対応(/ etc / network / interfaces、WPA2:通常の接続またはAPモード)
7.デスクトップ環境のアップグレード対応
8.NAND、SATA、eMMC、USBインストールスクリプトが含まれています(nand-sata-install)
9.シリアルコンソールが有効
10.基本的なシステムとカーネルの自動セキュリティ更新プログラムのダウンロードを有効。アップグレードは、標準のapt-getアップグレードで可能
11.ログインスクリプトには、大きなテキスト、配布ベース、カーネルバージョン、システム負荷、アップタイム、メモリ使用量、IPアドレス、CPUの温度、ドライブの温度、温度のテンション、SDカードの使用状況、バッテリーの状態、インストールの更新が表示されます
PetapicoshopがHummingBoardでお薦めするポイントは、以下の通り。
WiFiドングルへの対応がなされていること
GPIO, SPInadoへのアクセスがすぐにできること
mSataドライブを起動ドライブに設定できること
お楽しみください。