イスラエルのベンチャー企業 SolidRun
社の超小型デスクトップパソコンの新シリーズ「CuBox-i2」。CPUはi.MX6 Dual Lite、RAM 容量は1GB。CuBox-i1とは劇的に違うCPUパワー、CuBox-i4Proよりはお手頃というスペックが魅力です。WiFiモデルでは技適対応のUSBドングルのWiFiアダプタがつきます。ドライバの都合上、Android4.4
もしくはUbuntuが標準モデルとなります。下のメニューからお選びください。なお、Android4.4 にはコラムで触れていますGechicのマルチタッチディスプレイのドライバも含まれています。応用が広がる実用的なモデルです。
(注1)本製品は、開発技術者向け商品です。ご使用になるには、ご自身で英語による技術資料をもとにアプリケーションソフトなどをインストール、セットアップする必要があります。アプリケーションのインストールには、PC(Linux,Windows,Mac)と接続する必要があります。また、OSを入れ替えるなどの操作で、出荷時の状態に戻らなくなることがあります。別途事前にバックアップ処置が必要となります。
(注2)【障害機器の交換保証】 障害機器の交換保証受諾(RMA)の取得は代理店で行います。まず、注文日、お名前、障害の詳細をpetapicoshop@petapico.bizまでご連絡ください。
返品条件:付属物を含め、最初の状態でなければなりません。メーカーは交換のために身分証の提示を要請する場合もあります。製品内に残った「個人情報」はすべて削除ください。メーカーでは個人データに対しても責任を負いません。
保証期間:出荷の日付から1ヵ月間
本製品は、開発キットです。メーカー保証中の期間であっても、初期工場出荷時の状態にないものは修理あるいは交換の義務を持ちません。特にソフトウェアへの変更は保障されません。
(注3)電源アダプタは、添付もの以外をお使いにならないでください。DC5V仕様です。ものによっては本体を壊す可能性があります。
CuBox のアプリケーション
工場出荷後の状態では、USBにキーボードとマウスを接続して、HDMIをディスプレイにすればAndroidデスクトップ機として使用できます。Android/Linux入門機として勉強するには最適です。通常のPCとは異なる部分が多いので普通のPCの代わりに使うには不適です。CuBox-iは、アプリケーションに特化してこそ真価を発揮します。少し慣れたところで、特化したアプリケーションに挑戦してみましょう。
もし、CuBox-iがひとつのアプリケーションで専用に使う事になったら、迷わずもう一つ買いましょう。CuBox-iのような組込みプロセッサではよくあることですが、アプリケーションを導入する場合にOSあるいはカーネルごと入れ替える必要がでてくる場合があります。ここが、通常のPCとは違った世界です。OSとアプリケーションが密接に連携していて、ハードウェアドライバを含めてクローズした状態となるからです。便利に実用できれば、ミュージックサーバー専用Cubox-i、メディアプレーヤー専用Cubox-iのように増やしていきましょう。また、必要とされるCPUの負荷に応じてコストの最適なものを選べるのも有利な点です。
プラットフォームは開発者向けにオープンとなっており、色々なユースケースに対応したアプリ構築が可能となっています。一部の先行した人の間では、すでにミュージック・ボックスとして優秀だと評価されています。コミュニティに参加して、自分のソフトを使ってもらうということにも挑戦してみましょう。
■ スペック
※ マウス、キーボード等の操作周辺機器は付属しません