CuBoxにWebカメラを接続して使おう
CuBoxでは初期状態のカーネルでWebカメラを認識できるようになっています。
USBにWebカメラを接続してください。そしてUbuntuのアプリケーション“Cheese Webcam Booth”を起動してみましょう。Webカメラを認識するまでにちょっと時間がかかるかもしれませんが、カメラ映像が表示されればOKです。写真やビデオ撮影はこのアプリケーションで基本的なことはできます。
実際に接続して試したWebカメラはELECOM社のUCAM-DLE300Tです。
motionというパッケージをインストールして、簡易監視カメラの機能をテストしてみましょう。
$ sudo apt-get install motion |
インストールが終わったら、Terminal から motionを実行します。とりあえず、デフォルトの設定のままで動作させてみます。(細かい設定は /etc/motion/motion.conf というフィルに記述します。)
$sudo motion |
この状態で、CuBoxのブラウザ(firefox)で
と指定してください。画像が現れたら成功です。何かが動いて、画像に変化があると
/tmp/motion ディレクトリの下に画像ファイルを追加します。新しい画像ファイルが作られると、ブラウザの画像も最新のものに置き換わります。
動作が確認できたら、motionを終了しましょう。Terminalで “<Ctrl>+C” と入力してください。
/tmp/motionディレクトリ下のファイルはCuBoxを再起動しなおせば、自動的に全て削除されます。
ですが念のため、/tmp/motionディレクトリ下のファイルを全て削除しておきましょう。
Motion の設定ファイルは /etc/motion/motion.conf で行います。設定する項目には以下のようなものがあります。色々な目的に合わせて設定することができます。
バックグラウンドで実行
1秒間に撮影する枚数
動体検知を認知するしきい値
画像ファイルを保存するしない
動画をmpeg4で保存
変化があったピクセル数を表示
保存するディレクトリ
100ライブ画像の画質
ライブ画像のフレームセット
ローカルホスト以外へのライブを配信
このように簡単に使えるシステムでも、色々な応用が考えられます。カスタマイズしたアイデアをブログで発表してシェアしてください。
追記:UBUNTU10.04をアップデートして12.10 XUBUNTSにしたら、別途ドライバを追加しなくてはならなくなっていました。
http://www.solid-run.com/mw/index.php?title=Debian_and_derivatives#Debian
にある方法(下記)ではエラーがでるのですが、まだ未解決。
Motionをお考えの場合には現時点では10.04のままにしておくことをおすすめします。
apt-get update
apt-get install marvell-libgfx xserver-xorg-video-dove
コメントをお書きください